スプレッドとは?
FXのスプレッドとは、外貨為替の売り・買いの際の価格差の事をいいます。
米ドル円で売りの時に「80.13」で、買いの時に「80.15」となっていれば、スプレッドは2銭という事になります。
この差が小さければ小さいほどスプレッドが安いという事になります。
FX業者は、手数料としてこのスプレッドから利益を確保してます。
FX業者によっては、その他にもFXの取引ごとの手数料が掛かりますので、FXの取引手数料には2種類あると理解しておいて良いと思います。
スプレッドは、云わば隠れた手数料とも言えるでしょう。
但し、「取引手数料0円」を売りにしているFX業者も多くありますが、その場合、スプレッドに取引手数料を上乗せしていると考えて良いでしょう。
スプレッドと手数料の両方を見極めて、あなた自身の取引スタイルを考えた時に、最もお得なFX業者を選んで下さい。
世界の大きな出来事やニュースにによって為替相場が変動し、このスプレッドは変動することがあります。
それぞれの取引会社のホームページなどで常に更新されていますので、FXの取引を実施する前には必ず確認しておく必要があります。
スプレッドは、各取引会社により違います。
外貨為替のスプレッドを考慮して、どの外貨でFXを行うのかを決定するのも一つの方法です。
スプレッドが大きいとどうなる?
例えば、100円で1ドル買う場合にスプレッドが1円だったとしたら、1ドルが101円以上の円安になれば利益を出すことができます。
これに対し、スプレッドが2円だったとしたら、1ドルが102円以上の円安に値動きするまでは利益を出すことができません。
つまり為替変動でせっかく円安に値動きしても、スプレッドが大きいとせっかくの利益を喰われてしまい、なかなか売り逃げて利益を出すことが難しくなってしまうのです。
ですからFXの取引を行う場合、できるだけ低いスプレッドであることが理想的なのです。